11月6日
昨日は、茨城県水戸市におじゃましました。歯科保健の活動に力を注いでおられる市民の皆さんたちの集いです。
「みんなで拡げよう健口体操ー安全においしく食べるためにー」
歯科衛生士の竹中さんのお話と実技指導は、現在、口腔トラブルを抱えている私にも役立つ内容でした。
最近、アーモンドやピーナッツ、噛んでパラパラになったものが喉に引っかかってむせちゃうのよね。咀嚼力もかなり落ちたように感じるし、近々、私たちも高齢者のお仲間入り。
竹中さんに引き継いで私の出番。資料を見たら講義と実技となってます。どこで話をやめにしてパッククッキングの実技に入るべきか、持ち時間は2時間、加熱時間を考えて、できるだけ早めに実技に入ります。
こういう場所は、調理室と違って、準備が大変。主催者の皆さんのご協力に感謝です。
私の演題は「口が元気だから からだも元気ーみんなで楽々パッククッキング」です。いつまでも元気で過ごすため、健康なお口に、安全でおいしいものをとり入れましょう、ということですね。
講習後、笠間の塙先生のお宅におじゃましました。先生は、有能な師匠(パッククッキング・インストラクターの斉藤さん)のもとで、今年から「農的生活」を始まられたそうです。初収穫のこしひかりは天候不順だったにもかかわらず大豊作。おすそ分けにあずかりました。
「すごいですね」と言ったら、「いやいやビギナーズラックってやつですよ」と、先生は相変わらず謙虚です。
斉藤さんも少し遅れて圧力鍋を3つも抱えてやってきました。
「炊きおこわ」「粟、稗、大豆、小豆、玄米、もちの五穀米」そして「小豆と山栗入り玄米」と、これらはすべて彼らの田んぼや畑で収穫したものばかり。生産者がつくってくれて、よそってくれて、これ以上に安心な食べ物はありません。
同席の伊藤先生も農的生活のお仲間、お仕事の合間の農作業は楽しそう。
「自分でこしらえたものはどれもおいしいですよ」
皆さん、お顔も精悍で、体型もすっきり。かねてより農的生活に憧れている相棒は、かなりうらやましそう。
夕餉のご馳走、野菜、味噌、すべてが自家製。私もうらやましいです。弟子入りしようかなあ。また楽しい思い出が増えました。

11月4日
夕方、阿部さん、川平さん、清水さんが訪ねてくれました。
相棒は、皆さんたちにご馳走したいものがあると、朝から張り切っています。忙しい中、わざわざ訪ねてくださるのに、本当に里芋の「いももち」だけでいいのかなあ。
「五平餅よりおいしい!」
お世辞だとわかっていても、かなりうれしい様子。つくり方もきかれ、本人は舞い上がってます。
どんなに腕をふるっても、相手がシェフや管理栄養士ですから、逆立ちしたってかなうわけもなく、ならば相棒がつくる妙ちきりんなもののほうがいいかも・・・
約1年半の介護の日々を終え、帰京した相棒を懐かしがって、訪ねてくださった皆さんたちのやさしさが、すごくうれしかったみたい。終始、顔がほころびっぱなしです。
差し入れのケーキのプレートの「おかえりなさい 松井さん」には、もう大感激。涙腺がゆるみそう。
「これからも末永くよろしくお願いします」
と、こちらは相棒からの伝言です。楽しいおしゃべりに時の経つのを忘れてしまうほど、すばらしい一夜でした。
11月3日
ぼっちゃんかぼちゃは、先月、遊びにきてくれたみやちゃんのお土産です。かぼちゃのグラタンをつくってくれるはずでしたが、そのときは見送りに・・・
玉ねぎとベーコンを炒めてホワイトソース、チーズを、タネとワタをくり抜いたかぼちゃに詰めてオーブントースターで焼くのだと、一応、教わったとおりにつくってみましたが、こんな感じでいいのかなあ?
かぼちゃのグラタンは北海道でも食べ損なったんです。一度、お店で食べて、盛り付けなども参考にしたかった。ですから自己流です。
まず、かぼちゃを丸ごとパッククッキング。あらかた火が通ったら、上部を切り、タネとワタをくり抜きます。そこに炒めた具を入れて、パルメザンチーズをふり、焼きます。
丸のままつくりたい、けど一人では食べ切れそうもない。つくるきっかけがないままずっと棚上げに、連れがいるうちにつくってみようと思い付いたんです。小さなかぼちゃとはいえ、けっこうな食べ応え、やはり二人分で、いい加減。
おいしくいただきました。
11月2日
昨日は兄嫁の一周忌、母の初七日をすませたばかりの相棒も法事に列席するために上京。
私の身内との再会は、兄嫁の葬儀以来ですから、ほぼ1年ぶり。親を送ってしまうと、兄弟や身内が顔を揃えるのは、法要の席と相場が決まっちゃったみたい。
「省吾さん、大変でしたね・・・」
本当は、両親と、そして連れ合いにまで先立たれ、このところ葬儀や法事が続いた兄を励ましたかったようですが、かえって皆にやさしい言葉をかけられ、ずいぶんと慰められたようです。
妻に先立たれた夫というものは、「男やもめにうじがわく」のたとえのように、気力をなくしてしまう人が多い。が、兄は意外にもしっかりしています。もともと「無理するな」が口癖で、父親似の楽天家な性格が幸いしているのかも。以前は能天気な兄にいらだったこともあったけど、いまはそれを長所として受け止められるようになりました。
「お義兄さんを見習って、今度は妻の介護を・・・」
なんて張り切っている相棒です。母の介護でパッククッキングの腕をあげたと胸を張っています。在京中にその成果を見定めたいと思います。介護のお疲れは、とりあえず後頭部の薄さのみ、すごーく元気なので、ひとまず安心。
先々、お世話になるかどうかはわかりませんが、この間の慰労も兼ねて映画に誘いました。原作を読んでいた相棒は、この映画を観たかったんだそうです。
「沈まぬ太陽」、前評判も上々だし、土曜日だし、きっと混みそうだから朝一で、オープン1時間前なのに、すでに売り場に行列ができてました。
映画館は、宝塚劇場の地下。映画のチケットを買う人の行列のほか、ユニホーム姿の一団が歩道に陣取っています。
「そこを歩かないで! 立ち止まらないで!」
「ここは一般道よね」
「いま、生徒さんたちが通る場所だから、そこを歩かれては困ります!」
スターの追っかけなんてしたことがないし、こういうところに出くわしたことがないからびっくりしちゃったけど、「平和」を感じて笑えました。このご時世、夢中になれることがあるのは悪いことではないってね・・・
「沈まぬ太陽」、休憩を挟んで3時間半、内容も上級。で、シルバー料金1,000円は、かなりのお値打ち。そして銀ブラがおまけ。久しぶりの東京、相棒の慰労になったでしょうか。

タカラジェンヌ親衛隊の皆さん
10月30日
立派な大根が1本60円。ほかの野菜もずいぶんとお安い。秋の好天で豊作みたいです。トマトも5個300円。一人ですから、「一度にこんなにたくさん買ってもねぇー」と思いつつ、昨日も買っちゃいました。
「おひとりさま」が増えて、単位も一人仕様が増えていますが、やっぱ割高で、ついつい昔ながらの「一山買い」をしてしまいます。
多少、食事は偏りますが、一人暮らしに慣れてみると、これがけっこう快適なんです。そういうことを友人や知人に言うと、
「それはあなたがいま健康だから・・・」
その通りです。日常生活の多くは一人でもあまり困らないし、むしろ寝起き、食事、外出など、相手に相談したり、あわせたりすることなく、自由に行動できて楽チン。
つくば市の講習会で、こんな話に触れました。
「口腔機能にトラブルがあると、食事中、よくこぼすんですね。そういう姿を人に見られたくなくて、できたら一人で気兼ねなく食べたいと、実際に自分が経験してみて、そう思うようになりました。孤食はみじめでかわいそう、食事は家族団欒と、決めつけないほうがいい」と。
講習後、参加者から共感できると声をかけられました。
「若い家族とは食べるペースも違いますしねえ。私たち、家族で食卓を囲むことがいいことだという固定観念があります。それは健康な人の思い込みかもしれませんね」と。
ドラマでも「おひとりさま」、世の中はおひとりさまが増えて孤食も普通になって、この先、もっと当たり前になって、かわいそうでみじめなんて、誰も思わなくなるんでしょうね。
でも、たまには誰かのためにつくりたい、食べてもらいたいと、思わなくもない。相棒が久しぶりに上京します。ちょっと腕をふるっちゃおうかな。きっとトマトもあっという間に消化しちゃいそう。
捨てられなくて無理して食べちゃうこともありました。相棒に食べてもらえたら、きっとダイエットにも効果が期待できたりして・・・白山の雪国荘の女将さんにいただいたくるみ餅とくるみ味噌、こちらも一人占めせず、ごちそうしましょう。ちなみに、お餅もクッキングシートに包んでポリ袋に入れてパッククッキング。つきたてのようにやわらか〜い〜!